リセット・ウォーク
走らなくてもリセット・メソッドは実践できる。歩くことで心を整え、縁に気づく
歩くことで心を整え、縁に気づく
概要
走らなくても、リセット・メソッドは実践できます。
歩くことで心を整え、縁に気づき、物語を紡ぐ。それがリセット・ウォークです。
リセット・メソッドは「走ること」から始まりましたが、その本質は「止まる勇気」と「また歩き出す力」。歩くことも、立派な実践です。
背景
「歩くだけで意味があるの?」
「走らなきゃ意味がない」「歩くだけでは運動にならない」と思っていませんか?
でも、リセット・メソッドが大切にしているのは、タイムや距離ではありません。縁に気づき、物語を紡ぐこと。それは歩くことでも十分に実践できます。
走れない理由はさまざま
- 故障で走れなくなった
- 年齢的に走るのがつらくなった
- 時間がなくて走る余裕がない
- そもそも走るのが苦手
- 走ることに抵抗がある
どんな理由でも構いません。歩けるなら、リセット・メソッドは実践できます。
歩くことの価値
歩くことには、走ることにはない価値があります。
- 身体への負担が少ない - 長く続けられる
- 周りをよく見られる - 縁に気づきやすい
- 考え事ができる - 頭の整理に向いている
- 誰でもできる - 特別な準備がいらない
「走れないから歩く」ではなく、「歩くことを選ぶ」という発想。それがリセット・ウォークです。
基本サイクル
リセット走法と同じく、**15:5(15分歩いて5分休む)**を基本とします。
ただし、ウォーキングは走ることより身体への負担が少ないため、自分のペースに合わせて柔軟に調整してください。
レベル別サイクル
| レベル | サイクル | 対象者 |
|---|---|---|
| 入門 | 10:5 | 運動習慣がない人、高齢者、まず始めたい人 |
| 基本 | 15:5 | ほとんどの人 |
| 上級 | 自由(気になったら止まる) | 自分のリズムがわかっている人 |
サイクルはあくまで目安です。自分に合った比率を見つけてください。
物足りなければ歩く時間を伸ばし、きつければ短くする。大切なのは続けることです。
サイクルの意味
「なぜ歩くのにサイクルが必要?」と思うかもしれません。
サイクルの目的は、意識的に「止まる」タイミングを作ることです。
歩き続けていると、景色が流れていってしまいます。立ち止まることで、その瞬間を「味わう」ことができる。写真を撮ったり、深呼吸したり、縁に気づいたり。
もちろん、サイクルにこだわる必要はありません。気になったら止まる、でも十分です。
リセット・ウォークの3原則
- 急がない ― 目的地より、道のりを味わう
- 気づく ― 小さな変化、小さな縁に目を向ける
- 記録する ― 写真・ボイスメモで、今日の縁を残す
こんな人におすすめ
走れない人
- 故障で走れなくなった人
- 年齢的に走るのがつらくなった人
- 持病があって走れない人
走れなくても、歩ければリセット・メソッドは実践できます。「走れないから諦める」ではなく、「歩くことを楽しむ」に発想を転換してみてください。
走りたくない人
- 走るのが苦手な人
- 走ることに抵抗がある人
- 「運動が苦手」という人
無理に走る必要はありません。歩くことも立派な運動です。そして、リセット・メソッドは「運動」よりも「縁を味わう」ことを大切にしています。
時間がない人
- 忙しくて走る時間がない人
- 通勤や買い物の時間を活用したい人
歩くことなら、日常の中に組み込めます。通勤、買い物、散歩。いつもの道を「意識して歩く」だけで実践できます。
→ 詳細: リセット・デイリー
楽しみ方の例
立ち止まる時間にできること
- 気になった風景の写真を撮る
- 空を見上げて深呼吸する
- 聞こえてくる音に耳を澄ます
- ボイスメモに今の気持ちを一言残す
- ベンチに座って、行き交う人を眺める
- 季節の花や植物を観察する
- 遠くの山や建物を眺める
歩きながらできること
- 季節の変化を探す(花、空の色、風の匂い)
- いつも通る道の「今日だけの違い」を見つける
- 新しくできた店、消えた店を記録する
- すれ違う人に心の中で挨拶する
- 鳥の声、風の音、街の音に耳を傾ける
- 足裏の感覚を意識する(アスファルト、土、芝生)
コース例
近所一周コース(30分〜1時間)
距離: 2〜4km サイクル: 15:5 × 2〜3回
自宅から出発して、近所を一周して帰ってくる。最もシンプルなコースです。
ポイント:
- いつもと違う道を1本だけ通ってみる
- 「今日の発見」を1つ見つけてから帰る
- 季節ごとに同じコースを歩いて、変化を楽しむ
公園散策コース(1〜2時間)
距離: 3〜6km サイクル: 15:5 × 4〜6回
大きな公園や緑地を散策する。自然の中で歩くと、心が落ち着きます。
ポイント:
- ベンチで休憩する時間を多めに取る
- 水辺があれば、しばらく眺める
- 季節の花や鳥を探す
街歩きコース(2〜3時間)
距離: 5〜10km サイクル: 15:5 × 6〜9回
知らない街を歩いてみる。小さな旅のような体験ができます。
ポイント:
- 電車やバスで少し離れた駅まで行く
- 地図を見ずに、気になる方向に歩く
- 途中でカフェに寄って休憩する
- 帰りは別のルートで
リセット・ウォークの活かし方
健康維持として
- 毎日30分、近所を歩く
- 週末は少し遠くまで足を伸ばす
- 歩数や時間ではなく「今日の縁」を目標にする
歩くことは、心肺機能の維持、筋力の維持、ストレス解消に効果があると言われています。でも、効果を気にしすぎると続きません。「健康のため」より「楽しいから」歩く方が長続きします。
ストレス解消として
- 仕事の合間に10分だけ外を歩く
- 考え事をしながら、あえて遠回りする
- 帰り道、一駅手前で降りて歩く
- 嫌なことがあったら、歩いてリセット
歩いていると、頭の中が整理されることがあります。座っていては思いつかないアイデアが、歩いているときに浮かんでくることも。
創造性を高めるために
- 企画に詰まったら、歩きに出る
- 歩きながらボイスメモでアイデアを録る
- 新しい道を通って、新しい刺激を得る
- 「歩くミーティング」を試してみる
スティーブ・ジョブズが「歩くミーティング」を好んだのは有名な話です。歩くことで、発想が柔軟になることがあります。
「歩くだけ」でいい
走ることへの憧れ
「いつかは走れるようになりたい」と思う人もいるかもしれません。
それは素晴らしい目標です。でも、「走れるようになるまで意味がない」とは思わないでください。
歩くことには、歩くことの価値があります。走ることへの「準備」ではなく、歩くこと自体が「実践」です。
比較しない
周りにランナーがいると、「自分は歩いているだけ」と思ってしまうかもしれません。
でも、リセット・メソッドが大切にしているのは、タイムや距離ではありません。縁に気づき、物語を紡ぐこと。それは歩くことでも十分に実践できます。
誰かと比べる必要はありません。自分のペースで、自分の道を歩けばいいのです。
安全上の注意
歩く前に
- 天候を確認する(熱中症、低体温症に注意)
- 適切な靴を履く(長時間歩くなら、クッション性のある靴を)
- 水分を持参する
- 初めての道なら、大まかなルートを確認する
歩行中に
- 車や自転車に注意する
- 疲れたら無理せず休む
- 体調の変化に気をつける
- 暗くなる前に帰る、または明るい道を選ぶ
長距離を歩く場合
- 休憩を多めに取る
- 足のマメに注意(予防テープを貼っておく)
- エスケープルート(途中離脱できるポイント)を確認しておく
歩く旅:ウォーキング版の旅ラン
歩くことでも、旅はできます。
旅ランは「走る旅」ですが、「歩く旅」も旅ランの一形態です。タイムも順位も関係ありません。その土地の風景・食・人との縁を紡ぎながら、自分だけの物語をつくる。
走れなくても、歩ければ旅はできます。
→ 詳細: 旅ラン