月200時間超の残業から学んだこと
かつて私は、月200時間超の残業が6か月連続で続いたことがあります。最高で250時間に達した月もありました。何度も職場で朝を迎え、丸椅子を並べて仮眠をとる日々。
当時の私はそれを「辛い」とは感じませんでした。むしろ、それが普通だと思い込んでいました。しかし、周囲を見渡すと、同僚たちが次第に笑顔を失い、疲労困憊していく様子に気づきました。かつて快活だった先輩がどんどん元気を失っていくのを見て、「私には何もできない」という無力感に苛まれました。
ランニングとの出会い
『マラソン中毒者(ジャンキー)』という本を手に取ったことがきっかけで、ランニングに目覚めました。「違う自分になれるかもしれない」という感覚が急に湧き上がり、深く考えずに東京・皇居の早朝ランに飛び入り参加。運よく著者と一緒に走ることができました。
その経験が、「できるかどうか」ではなく「まずはやってみる」という姿勢を、身体で教えてくれた気がします。
ウルトラマラソン完走と「休む力」
ランニングは、次第にウルトラマラソン(100km)に挑戦するまでに至ります。完走できましたが、70km付近で赤茶色の尿が出るほど無理をしてしまいました。
この経験を通じて、「無理をしすぎること」がどれほど体に負担をかけるのかを実感しました。無理なく、少しずつ、自分のペースで進むこと——その大切さを、身をもって知りました。
「ノータイムポチリ」のすすめ
私が大切にしている言葉に「ノータイムポチリ」があります。深く考えすぎずに心の声に従ってまず行動し、あとから自分に責任や段取りを任せるやり方です。
もしあなたが「今のままじゃもったいない」「本当は違う自分になりたい」と感じているなら、少しでも気になることに「ノータイムポチリ」してみてください。